Wiiプレーヤー vs DQ10 最後の戦い
私、Wiiプレーヤー。
ようやくDQ10との戦い終了。
いや～びっくりですよ。なんやかんやでDQ10の3rdディスク収録分(＝Ver.3)本編が終了となりました。
本編＝ストーリーですね。ひとまず3rdディスク収録分までのストーリーが配信終了というわけです。ストーリー本編は終了してもMMORPGなので、追加クエストやイベントは随時配信予定とのこと。
思い返せばVer.3に突入後、スカスカだのボロボロだのちゃぷちゃぷだの散々な言われようだったDQ10。
そして運営から発表されたWii版サービス提供終了と、最新のDQXTVでは発表されずさらっと情報解禁となった全サーバー配信OKという措置。
Wii版サービス提供終了も全サーバー配信OKも時代の流れとしてOKだと思います。
ゲーム配信肯定派なので、配信関連についていわゆる私個人は『配信アレルギー』がないタイプです。
これから先あり得る話とすれば、プレーヤーが各自楽しんでいる『プレーヤーイベント』に関して、いわゆる"荒し放送"が起きてしまう可能性ですね。
現状(2017年7月8日AM10:00現在)ですが、イベント主催者の許可がなくてもプレーヤーイベント系も配信OKとなります。
ざっくりした極論ですが「主催者が配信しないでと言っても、ゲーム運営が全サーバー配信OKにしているから配信してもOK。文句は言えない。イヤだったらイベントをやめろ」となるわけでして。
数年前だったかな?
記憶が徐々に薄れていますが、ドラクエ10がまだプレーヤー人口も多く盛り上がりを見せていた時期ですね。当時有名な一般人ブロガー達が主催した大規模なプレーヤーイベント(花火大会)がありまして。
対象サーバーに負荷がかかり、なにやら花火だけに大炎上した過去を思い出しました。
私も当時友人に誘われサーバー25に花火を観に行ったものの、花火は全く見えないしWiiは落ちるしとあんまり良い記憶ではないんですよね。
確かこの花火大会以降、大規模すぎるプレーヤーイベントは自粛というか、自重する傾向に変わった記憶は残っています。
とはいえ、今回の全サーバー配信OKについては、ゲーム会社運営が決めたことです。
悪質な配信者に対して、相談窓口も設置されました。
何事も新機能が実装され、やってみないとわかんないことも多いですよね。バージョン4を含め、ドラクエ10運営は今後どのような運命を歩き出すのでしょうか。
というわけで、バージョン3も終了。
Wiiプレーヤー最後のストーリーについて振り返りたいと思います。
※ストーリーに関する大きなネタバレはありません。
当記事では、ゲームプレイ中に保存した画像を使用しています。
（C）2017 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX All Rights Reserved.（C）SUGIYAMA KOBO（P）SUGIYAMA KOBO
最後の戦いがスタート!
書きはじめたものの、ざっくりと説明しましょう。
・配信されたストーリーボリューム → 約3時間でクリア
・難易度 → 全職96レベルでわりと簡単にクリアできる設定
・クリア環境 → 自キャラ旅芸人。サポート仲間：戦士＋戦士＋僧侶
以上です!
はい。想像以上にサクッとクリア。
ストーリー中ボス・ラスボスにいたるまで、1度も失敗することなく討伐できるレベルでした。
5年間で総プレイ時間ほぼ4,000時間のDQ10界隈では「ゆるふわライト勢」と呼ばれているプレーヤーでもこんなものです。
1日で一気に進めたのではなく、1日90分×2日ですね。
プレイ時間は合計だいたい3時間。
＋終盤のムービータイムが数十分ありますから、目安としては3時間30分ほどですね。
夜ちょこっとゲームにインしてさくさく進めると、だいたいこれくらいの時間で終了しました。
今回のボス＆マップは、攻略サイトを頼らなくてもわかりやすいレベル。
良かった点は「ムービーがキレイ」。
以上です!!
これ以上の感想がありません。ええ、全く。なんかね～思ってたほど感動もなく。期待していたシナリオは、ほぼほぼプレーヤーの想像通りかと思います。
「ああ、5年間遊んでいて、こんな終わりかあ～お疲れさま★」レベルですね。
あとね、個人的なことをチラホラと。
バージョンアップ当日からTwitterを眺めていると、今回のストーリーについて感想を目にする事が多くありまして。
幸いネタバレツイートはありませんでしたが、なんだろう。
「ゲームの盲目的な信者ってこんな考え方なんだなあ」という感じ100%なツイートを目にする事が多かったです。
で、例に漏れず。
「お、事前評判良いんだ～。じゃあ課金が切れる前にサクッとクリアしちゃいますか。」なんて軽いノリでストーリーを終わらせた結果がこれですよ。
感動……そんなになかった。
うん。ごめん。本当にそんなに感動しなかったし、自分のアバターキャラの色んな表情が楽しめたなあ。それ位なんていうんだろうね。事前評判ほどじゃない感100%。
そっか。
どんなジャンルでもそうだけど、インターネット上の盲目的な信者の言葉がハードル上げすぎいいいいいい!!
「数年に1度レベルでしか味わえないドラクエの大感動」とか「感動の大団円」とか「歴代トップクラスの感動」とかね。軽くTwitterをエゴサしただけでこんか感じなんですよ。
もう熱心なファンの信仰心が高すぎてびっくり!!
え?何?
運営に対する信仰心180まで振ってないとドラクエ10界隈ではダメなの?!ちょっとしたゲーム本編に関するアンチ的発言すら許されないの?!ドラクエ10制作陣を崇める事を虐げられているの?!
エゴサした結果、ドラクエというワードを使わなければ。軽くボジョレーヌーボーのキャッチコピーに使えそうなフレーズ満載ですよ。
数年に1度レベル。芳醇で濃厚なレベル。 ボジョレーを仕事でしか飲んだことがないから、御幣力も低く例えが2つしか浮かばなかった私の残念さも引き立つレベル。
ごめん。本当にごめんなさい。
私、ストーリーをちゃんとクリアした。
それでも。
周囲ほど感動しなかったわ(棒)。
いいお話だったな～楽しかったな～。そんなレベル。
これで化石プレーヤーと囁かれてきたWiiプレーヤーによるドラクエ10ライフはこれにて完全終了です。
バージョン3までのストーリーを補完できたので個人的には全く悔いがありません。
それに……。
仲良くなったドラクエ10プレーヤーさん達が、今はFF14にいますからね(にっこり)。
1つのゲームがきっかけで仲良くなった方達と、別タイトルでも遊べる幸せ。
私のDQ10ライフは、これにて完全終了です。
5年間かあ……。
オンラインゲームの中でも長く遊んだタイトルだなあと思います。
5年間で生活環境も大きく変わり、出会いもあれば別れもあり。
フレンドさんとバカなことをやって大爆笑した日々もあれば、ひとり黙々とゲームコンテンツを消化したりと十分すぎるほど楽しみました。
泣いたり笑ったりと楽しく刺激的な毎日だったなあ。
ちなみに最新イベントで入手できる装備品はこちらになります。
うん。
ドラクエ10運営がいろいろと迷走していることが伺える1枚です。
はちまきのコレじゃない感。
はちまきって……こんな風に頭にのせる……のかな……。
1人のWiiプレーヤーとドラゴンクエスト10の戦いは、無事ハードが壊れることなく、まさに大団円を迎えました。
1番の敵は壊れかけのWii。「いける！まだいける！頑張れますよおおおお！」と言わんばかりに、最後はWii本体から『ﾌﾞｵｵｵｵｵｵｵｵﾝﾝﾝﾝｯ!!』って異音がしてましたからね。画面の向こう側でコントローラーを握る勇者としても「もおおおおおお!!コントローラーちゃんと認識して!!なんで反対方向に走ってくのおおおおお!!」とWii vs コントローラー vs 私みたいな地味な戦いが繰り広げられてました。
そんなこんなで5年間。
無事勇者の盟友という勇者になれなかった女の子の物語は幕を下ろしたのです。
めでたしめでたし。
